2012/08/25

帰国して。

 帰国して5カ月が経った。  

 すっかり日本の生活に戻った自分。
 トンガのこと、少し遠くに感じていた自分。

 
 でも、トンガにいる仲間から連絡が来たり、
協力隊仲間と再会したり、 学校でトンガのお話をしたり。  
そんなことがあると、胸が高まってくる。
 

 やっぱり私の中にはまだちゃんと残っていることもわかるし、
本当に すばらしい経験をさせていただいたと心から思う。

 自分の中で感じる変化。なんだろう・・・。

 何事も大きくとらえるようになった気がする。

 目に見える変化、すぐにでる結果よりも、
もっと深いところ、本質への働きかけを 大切にすること。

 教育を柔軟かつ大きくとらえていたいというのは、今、自分が思うこと。

 仕事に復帰して、気持ちは元気でも、体がついていかないでいたところも少しあって、
なかなか最後のブログが書けないでいた。 でもこれで最後。  

 かけがえのない2年間を、トンガで過ごせて、本当に幸せでした。

 たくさんの方に感謝の気持ちを込めて、遅ればせながらここでブログを終えます。
 
 
                           
                                               Hirono

     

2012/03/15

首都にて。


首都に上がってきて、バタバタと毎日が過ぎていく。
帰国報告会、荷物の手続き、会いたい人たちに会いにいく…。

今日はエウアのホストファミリーのおうちへ。

昨年、お父さんはトンガの財務大臣になり、
他にも事情があって、エウアにまだおうちがあるものの、
今年トンガタプへ引っ越していった。

とても多忙な家族なので、なかなかみんながそろうことは
エウアでも少なかった。

でも今回、最後の最後でみんなそろった集合写真が撮れた。
私のエウアの生活の中で欠かすことができないこの家族。
たくさん助けてもらって、支えてくれた。
特に奥さんは、なんでも話せて、頼りになるお姉さんのような存在だった。


この写真、ずっと大切にしたい一枚です。

2012/03/12

最後のエウア。


明日の朝一番にエウアを出発するので、
実質、今日が最後のエウア。

最後のそろばん教室。
大会前に離れるのは最初から分かっていたことなので、
なんとかトンガ人の先生に引き継げるようにと思って
やってきたが、この先生たちなら安心して任せていける。
心配いらない、任せてよって言ってくれてるようなそんな気持ちさえする。
自分がいるとついつい入りすぎてしまうけども、
こうやってすっと身を引いていくのもいいのかもしれない。

そろばん教室のあとは、
そろばん日本行きを昨年決めた先生が、どうしてもといって
食事に招待してくれた。
他に招待があったので、難しいかもといってたけども、
シャイな彼女が、今回はなかなか引かなかったので、
もう一件を少し遅めに始めてもらい、彼女のおうちに。
やっぱり行ってよかった。

そのもう一件の招待は、いつも集うかわいい子どもたちの家族とのお食事。
おなかはいっぱいでも、彼らとそろって最後に会えたのはうれしい。
数年後、どんなお兄さんになっているのか楽しみ。
また会えるといいな。

エウアでのここ数日、本当にたくさんの方に会うことができた。
プレゼントもなんとダンボール2個分になってしまった。

何がこうさせるのか、エウアの人たちの温かさは本当に自然で
こちらを幸せにしてくれる。

自分がここにいた意味、価値を認めてくれているように。

本当にここにきて、ここの人たちに出会えてよかった。
与えてもらうことが多すぎた1年9ヶ月でした。

2012/03/11

オルゴールに思いを込めて。


こんな私でも時々、無性に日本のことや家族のこと、
友達のことを恋しくなることもあって、
そんなときはトンガに来る前に友達がプレゼントしてくれた
オルゴールを聴いていた。

この家族は私にとって生活面でも活動面でもサポートしてくれた
大切な家族。

このオルゴールは友達からもらったものだけども、
ここに置いていくのがいいような気がした。

彼らにとっては初めてのオルゴール。

オルゴールを一緒に聴いていたら、涙が止まらない。

このオルゴールの音色で私のことも思いだしてくれたら嬉しいです。

夜のお客さん。


今日は以前ホームステイをしていたときから
よくしてくれていたおうちへ4件まわる。

帰ってきてから、首都で行われる帰国報告会のための
プレゼン資料を仕上げる。

ようやくエウアを出るための準備も目途が立ってきた。

そして夜、突然のお客さん。
そろばん全国大会に出る家族がやってきた。

この子は放課後の特訓とは別に、
毎晩我が家に訪ねてきて、特訓以外にもそろばんを
一緒にやってきた子。

姉妹そろって、一人一つずつプレゼントをもってやってきた
その光景がとてもかわいい。

もうたくさんの人とお別れもでき、思い残すことなく、
ここを離れることができそうです。

2012/03/10

たくさんの人に囲まれて。


たくさんの人がお別れ会をしてくれる。
今日は午前中、荷造り。
午後から、日曜日には時々ウム料理をご馳走になっていたファミリーが、
そしてそのあとに、もうすぐ日本語の大学へ進学するファミリーに。
そしてそのあとには、小学校の先生のおうちにそろばんで頑張ってきた子が
プレゼントを渡したいということで招待された。

ご飯にプレゼント、
こんなにしてもらっていいのかと思うくらいしてくれる。
でもこれが彼らの気持ちの表現。

いろいろエウアを離れる前にやらなくてはいけないことが
まだ終わっていない。
次々に予定が入ってくる。

でもやっぱり、彼らとの時間は何よりも今大切にしたいので、
それを優先してしまいます。

Farewell party #3


パーティーのあと、残ってカバパーティーのトウアをしてきた。
小学校の先生にサーブするのはこれが最初で最後。
このタイミングで感謝の気持ちも込めてトウアできたことは
よかったです。

2012/03/09

Farewell party #2


パーティーの中でたくさんのプレゼントをもらった。
研究授業をしてくれた彼女も代表でプレゼントを渡してくれた。

そしてもう1つ彼女からうれしい言葉のプレゼントをもらった。
そろばん、あの研究授業から毎日教えてるそう。

彼女は算数やそろばんが苦手でどうしても後ろ向きになっていた。
よい先生になれるだろうと思うから、
その姿勢に厳しい言葉をかけたこともあった。

彼女に何がきっかけでそういう風に変わったのかを聞いてみた。

するとプランニングウィークでやった私の模擬授業についていくのが
かなり厳しかったそう。
でもこのままではダメだと落ち込んでいた時、そのときに舞い込んできたのが
研究授業だったんだと。

私が今こうしてそろばんを毎日続けていることが、Hironoへの気持ちだと
彼女は言ってくれた。

どこにきっかけができるかわからないもの。

そしてきっと彼女は素敵な先生になってくれるだろうと思います。

Farewell party #1


島の全小学校の先生たちがお別れ会を開いてくれた。
会場は小学校の教室。
いつもの教室ががらりと雰囲気を変えていた。
みんなの手作りの料理が並び、飾られた風船や植物が
なんともあったかい。

各小学校のスピーチとたくさんのプレゼント。
気の合う一人だった先生は、なんと日本語でスピーチしてくれた。
病院で働く隊員に訳してもらったのだという。

ここにいる先生たちとはこれから簡単には会うことはできない。
それはお互いにわかってる。

でもここにきて思う。

ここで一緒に過ごしてきた時間はまぎれもない事実。
共に歩んできた時間が間違いなくここにある。
この瞬間の気持ちを忘れずにいたい。

一緒にがんばってきたこと、冗談言って笑ってきたこと、
ときには意見が合わなかったことだってもちろんある。
いつも私は真剣だったし、彼らもそれはわかってくれてたと思う。

だからここまでつながれたのかなと思う。

なかなか会えないけども、手紙だってあるし、数年後訪れることだって
あるかもしれない。

そういう風に考えたら、いつも会えなくてもそうやってつながっていくことを
大事にしたい。

こうして最後にみんなで集えて、
ここエウアの先生たちと一緒に仕事ができて、私、本当に幸せでした。

2012/03/08

美味しいお料理と。


さらにもう一枚アップ。

今日お食事に招待してくれたのは、先日紹介したHideawayに勤める彼。
彼はHideawayでシェフ兼ガイドを務めるマルチな人。
またそのかわいい性格がみんなを和ませてくれる。

私は常にちょっかいをかけられる役だった。
でも彼の優しさや思いやりは十分にそこから感じられて、
いつも楽しい気持ちにさせてくれてた。

美味しいお料理を作ってくれて、楽しい話を聞かせてくれて、
ありがとう。

凧あげ。


たくさん書きとめておきたいことがあるので、もう一枚アップ。

今日からお別れ会続きで、今日もお友達のおうちにご招待。

その行き道で、たくさんの男の子たちが凧あげをしている。
今エウアは凧あげブーム。

それがびっくりするほど高くのぼっていく。
その手作り凧を見せてもらうといたってシンプル。
ノートの切れ端と芯にはココナッツの葉の中心部を利用。
お金を出して買わなくてもこんなに立派な凧が作れてしまう。

海を下にのぞんで、きれいな空に包まれて、子どもたちの笑顔があふれて。
幸せを感じる瞬間。

やっぱりここエウアが大好きです。

最後の巡回。


最後の巡回を今日終えてきた。
最後の学校は島最北端の学校。

そして今年からこの先生が異動になってここにいる。
彼女は数年前、そろばんでトンガから日本へ行ったことがある先生で、
かなり豪快、頼もしい。
私がエウアに来た時からすぐに打ち解け、いつもよくしてくれてた。

今日は彼女の授業を観る。
なかなか興味深い授業だった。
トンガの算数教育の問題、そろばんを算数の授業に組み込むことなど、
新しい視点を与えてくれるものだった。

ここの学校は小さくて、行けば帰りのバスが来る15時頃まで
滞在することになるので、子どもたちとも距離が必然的に近くなる。
算数とは別に、日本の歌や折り紙も一緒にした。
いつまでもそれらは忘れずにいてくれてる。

最後にはみんなで写真撮影です。

2012/03/07

Hideaway


エウアで一番のゲストハウスと言ってもいいHideaway。
お友達が遊びに来た時には、たいがいここに泊まってもらう。
なんとも素朴な感じで、ロケーションもよい。
ここのオーナー、スタッフも私の大好きな人たち。

今日はこのHideawayのすぐ近くの学校へ訪問したので、
帰りに少しサヨナラを言いに立ち寄った。

当たり前のようにここにいた自分がもうすぐ離れることを
実感する瞬間。

最近こういうことばかり。

一方で多くの子どもたちはあまりピンと来ていないらしく、
まだまだ私がここにいると思っている子も多い感じ。

そろばん教室では私の日本の友達や家族と写っている写真を一緒に見てた。
Hironoと指さして私を探すのが楽しかったみたい。

こういう瞬間には、まだまだこの子たちとここにいるような気がしてしまう。

とはいえ、確実に一日一日迫ってきているわけです。

2012/03/06

気持ちいっぱい。


ダメだ、今の私。
気持ちいっぱいで、
ギリギリのところで保ってる。

先生たちにちょっと温かい言葉かけられると、
器にぎりぎりいっぱいで保っているところから
あふれ出して涙になって出てきてしまう、そんな感じ。

何も考えず、ただ感じるままにそうなってしまうのです。

2012/03/05

頑張る姿。


今日の研究授業。
算数が大の苦手といつも言う若い先生。
いつも説教入ってしまう私。
あえてその先生に授業をやってもらうことに。
でも今日の授業はよく準備をして頑張っていた。
実は昨日の夜も我が家に指導案作りのことで訪ねてきた。
こういう姿をみると、応援したくなる。

彼女自身も楽しく授業できたみたいで、
これから算数やそろばんのことも前に進み出したいって言ってた。
大きなことはできなくても、何かのきっかけを与えることができたら
それは大きな成果。

これからもっともっといい先生になってほしいです。

2012/03/04

スケッチ。


首都隊員が遊びに来てくれた。
ここのところ毎週のようにエウアに来客。
彼女はどうやら私のキメてる写真を撮りたかったみたいだけども残念。
写真撮るのは好きだけど、撮られるのは苦手。
どうも照れくさい。

そしてスケッチもし始めた。
本を読んでいるところを描いてくれた。
こちらの方が自然でいれるのでいい。

このスケッチ、かなり特徴をとらえてる。
特にこのぽっちゃり具合。
まさに今の私です。

2012/03/02

メロン。


マーケットでメロンを発見。
なんと1つ2パアンガ。(約100円。)
半信半疑で買ってみる。
美味しい。
これはお買い得。

食べてからメロンアレルギー気味であることを思い出した。
日本でメロンに遭遇したらたいがい食べてなかったのに。
自然と食欲が勝ってた。

やっぱり日本では贅沢していたのかもしれません。

2012/03/01

研究授業。


今日から最後の日まで全小学校を周り毎日研究授業を行う。
今日も一本終えてきた。
授業をする先生は熱心に準備をしてくれていた。
嬉しい。

これからどこの学校の訪問も最後になります。

2012/02/29

やりました。


ついにやりました。
頑張って練習してきたこの子も合格。
今日が締め切りだったのでぎりぎり滑り込み。
本人も私もかなりほっとした。
がんばってきてよかった。

明日から3月、仕切り直しです。

2012/02/28

'Eua 19:10


今日はJICA事務所の方が活動の様子を所属先とお話ししに、
そしておうちのセキュリティーのチェックに来てくださった。
安心して活動ができるのもこうしてバックアップしていただいているおかげ。

もう少し早くカメラ構えてたら、赤く染まった空が見れたかも。

2012/02/27

お客さんと心境。


週末、ババウ隊員が2人エウアを訪れてくれた。
私が帰国する前にということで、本当にエウアまでやってきてくれたこと、
エウアののんびり雰囲気に包まれてたくさんお話しできたことも嬉しかった。
写真はビーチへ行く途中。
こうしてみると少しリゾートにも見えなくないかな。
楽しい週末を過ごせました。ありがとう、嬉しかったよ。

そんなことでここでの週末もあと2回、いよいよ迫ってきた。

今日は嬉しいことがあった。
がんばってそろばん特訓していた子が全国大会出場権を獲得した。
時間がなかったので正直難しいかなという手ごたえだったけども、
猛特訓の成果があった。
そしてあと一人、是非大会に参加させたい子がいる。
今日はその子のおうちまで行って、21時まで練習。
少しゴールも見えてきた。
エウアへの最後の置き土産の1つになればと、もうひと踏ん張り。
きっとこの子たちにとってかけがえのない経験になるだろうし、
島の人たちの子どもたちへのそろばんへの期待が増すだろうと信じてる。

そんな練習中、仲良しの先生と話してたら泣けてきた。
1つ1つのかけられる言葉が優しくて、心にしみる。
できるだけ自分がここを離れるそのときのイメージはしないでおこうと
思ってたけど、少しずつそれがリアルになってくる毎日。

日本にいるみんなに会えるのも楽しみ、でもそれと同じくらい
今の私にはここでの生活、仲間が愛おしいです。

2012/02/24

右手と左手。


彼は右手でそろばんをはじいて、左手で書く。
器用です。

2012/02/23

きりっと。


子どもたちの表情がきりっと変わるとき、
かっこよく見える。
この子たちが誇らしく思える。

ただいま鍛えてます。

2012/02/22

一歩ずつ。


今月までにある一定のレベルまで取得しないと、
3月のそろばん大会に参加できない子がいる。
子どもたちがタプに帰省していたり、サイクロンなどの影響もあって、
なかなかそろって練習ができずにいて、今、かなり厳しい状況。

子どもたちにはうまくそのことも伝わらないのか、
なんとなく真剣さに欠ける。

もうそれならこの子はいいかと一瞬思うけど、
でもやっぱり大会の雰囲気を味わってきてほしい、
ここであきらめていいのか、と自問自答して、
また気合いを入れ直す。

今日はようやく合格者が出た。
でもまだまだ先は長い。
でも時間は今月まで。
できる限りのことをやらないと。

写真は最近配っている九九表。
九九表を眺めていると算数って面白いなぁとよく思ったもの。
早速活用してくれてうれしかった。

さぁ、また明日、一日がんばります。

2012/02/21

ヒッチハイク。


今日は2校を回りたかったので自転車で巡回スタート。
エウアの道は坂道が多くて、自転車は一苦労。
行きはほとんど自転車を押して歩く。
そのかわり帰りはとっても楽ちん。

今日もいつものように自転車押して汗かきながら坂を上る。
するとラッキーにも知り合いの車が通り、自転車ごと運んでもらった。
かなりありがたい。

タクシーのないエウアでは、ヒッチハイクで皆が助け合っているのが
日常です。

2012/02/20

咲いた。


エウアで家が見つからない間、お世話になっていたホームステイ先で
もらった花がようやく咲いた。
もらってから約1年半。
咲くのかな、咲かないのかなと半信半疑で水はあげていたけども。
最近つぼみを見つけて、咲くのを楽しみにしていた。

今日は、ようやく学校が本格的にスタート。
朝から18時過ぎまでお昼も食べずに動き回ってた。
あんまり無理しないようにしないと。
週末のトレッキングから疲労が結構たまってる。

それでも明日から隙間なく外回りの予定が詰まってます。
最後の追い込みです。

2012/02/19

島探検。


首都から隊員が遊びに来てくれたので、
初めてのトレッキングルートにチャレンジ。
ひたすら歩いて、島探検。
結構なサバイバルぶり。
目的地のオババツリーにも到着することができ、
わいわいやりながら、楽しかった。

それにしてもよく歩いた。
帰ったらクタクタ。

写真は途中出会った水遊びを終えたブタさん。
ここには至る所にいろんな動物がいます。

2012/02/17

レインタンク。


今日は青空が見える。

サイクロンで断水の時、このレインタンクに助けられた。
トンガではこのレインタンクの水を飲料水にしている。

仕組みはいたってシンプル。
戸井を伝って、タンクに水がたまる仕組み。
大体想像はつくが、専門家に言わせると、衛生的には
あまりよくはないらしい。
でもこれが大切な水資源。

今回、これに助けられた。

水がない生活は想像以上に困る。
ライフラインが不安定なここでは、こういったものが役立つ。

その土地に合った工夫は残っていくものです。

2012/02/16

'Eua 19:06


ようやく晴れ間も見えてきた。
今日も結局おうちで仕事だったけど。

でも何か心境が違う。

ここ最近、小さな出来事だけど、自分にとっては大きなことが
いくつかあった。
それと同時にエウアを離れる日も決まった。
3月13日朝、ここを離れて首都に上がる予定。

今日はひたすら今できる作業をパソコンに向かってやる。
そして少し町にも出てみた。

何かが吹っ切れたそんな感じ。

自分は今、目の前のことに向かって前に進むとき。
今やれることをどんどんやっていかないと。
限られた時間で、成し遂げて帰りたいことをやり切るために。

2012/02/15

Cyclone"Jasmine"


サイクロン「ジャスミン」がやってきた。
昨日から学校も休み。
暴風、暴雨の毎日。
どうやら今週いっぱいお休みになるよう。
タプでは結構な被害が出ているらしい。
こちらエウアでは今日断水になった。

なかなかスタートできない活動。
なんともやるせない気持ち。

どうすることもできないのですが、
家にばかりいたら、なんとも不完全燃焼な気持ちになります。

2012/02/13

ついに届いた。


仲良しの隊員から、海を越えて交換ノートがやってきた。
帰国まであと1カ月なので、ずっと気になっていたこのノート。
バヌアツ、ソロモン、パプアニューギニアと海を越えて
ここエウアまでついにやってきてくれた。

次はエウアからモルディブへ届け!

小さな国だから。


人口10万人の小さな国トンガ。
首都を歩いていても、エウアの知り合いにあったりする。
首都のオフィスに行く途中、
一緒にエウアでそろばん特訓していたのに
トンガタプに引っ越してしまった男の子と遭遇。

離れても会えるもんです、ここでは。

2012/02/12

Coffee POST


首都で見つけた新しいカフェ。
なんと郵便局の中にできた。
斬新なアイディア。
カフェで手紙を書いてすぐ投函なんてこともできる。

こうしてどんどんトンガの街並みも変わっていくんだろうなと
感じます。

2012/02/11

最後の部会。


2月8日~11日、トンガでの最後の算数・そろばん部会。

各離島のボランティアが集まって、そろばんや算数について話し合う。
今回の部会は主に3月末に行うそろばん全国大会についての話し合い。

本当にこのメンバーと巡り合えて、心からよかったと思う。
それぞれの意見をしっかり持ちつつ、各島で活動をしっかり行い、
目指す方向はしっかり共通理解できている。
それぞれが意見をいい、それを聞きあい、良いところをみんなで探っていく。

島での活動ももちろんだけど、欠かすことができないトンガ全体を
見据えた活動。そしてそれがまた島での活動に生きてくる。

各離島で活動していても、メールや電話で頻繁に連絡を取り合って、
かなり深い付き合いをしてきた仲間たち。

活動だけでなく、美味しいものをいっぱい一緒に食べて、思いっきり笑って、
いろんな話をして、一緒にいて心の許せる仲間たち。

そして今回、最後の部会が終わった。

サプライズでみんなからのメッセージが入ったムービーを作成してくれた。
帰国した部会のメンバーからもメッセージを集めてくれていた。
本当におわりなんだ…そんな気分。

ここまで一緒にいた仲間だから、これで終わりなんて気は全くしない。

「出会えてよかった」

私も心からそう思ってます。

日本に帰っても、生涯繋がっていける仲間だと思っています。
ありがとう、みんな。

2012/02/07

焦る気持ち。


結局今週から始まるとされていた学校も、
最近の悪天候からいまだスタートされず。
明日から首都への出張も入っていて、エウアを離れるので、
焦る気持ちが出つつも、仕方がないんだと気持ちを落ち着かせる。

写真は先日まいたバジルの種が発芽してきたもの。
順調に発芽したけど、どんどん弱っている気が。
明日から離れるのでなお心配。

なかなかうまくいかない、さえない毎日が続いています。

2012/02/06

大雨、暴風。


昨晩から今朝にかけて、熱帯低気圧がトンガを通過したため大雨と暴風。
怖くて昨日は眠れなかった。
家が壊れるのではないかと思い。

隙間だらけだし、虫もいっぱい出るし、
もちろん水シャワーだし。シンクだって詰まるし。
壁は破れてるし。最初は不満に思う気持ちだってあった。

でも今はこの小さいおうちが気に入ってる。

昨晩もよくがんばってくれました。

2012/02/03

盛りだくさん。


今日は盛りだくさんな一日。
午前中はいつものようにお仕事し、
午後からはエウア高校の新しい先生の歓迎会の
お手伝いらしきものをしに校長宅へ。
トンガ料理のお手伝いを少々、
豚の丸焼きの見学、
そのあと、歓迎会では、カバパーティーのTou'aをする。
Tou'aとはいわば、トンガでは男性しか飲めないカバと言う
伝統的な飲み物をサーブする女性。
この役は未婚の女性と決められている。
久々のTou'a。
そのあと美味しいお料理もいっぱいいただいた。

なんとも心身ともにフルコースの一日でした。

2012/02/02

ワークショップ2012


島の全教員を対象にした算数とそろばんのワークショップを行った。

大きく4つの柱で進める。
1.算数の授業で大切にしたいこと。
2.そろばん技術向上。
3.そろばんと算数の関わり。
4.2012年のそろばん指導について。

1では算数の授業で大切にしたいことを考えたあと、
先生たちが生徒、私が先生になって模擬授業をした。

2では昨年日本キャンプに行った若いトンガの先生に
前に立ってもらい、技術指導をお任せした。

約2時間30分のワークショップ、無事に終了。

私が希望していた通り、先生たちみんなが関わる活動的な
ワークショップを行うことができた。

こうして私を島の先生たちが受け入れてくれて、
私の言葉に耳を傾けてくれて、
意見も出してくれて、
温かい雰囲気の中、みんなが1つになれた感じがした。

今日を終えて、改めてここに来れたことをありがたく思う。

ちょっと肩の荷がおりたかな、今日はゆっくり寝ます。

2012/02/01

アボガド。


頂いていたアボガドが食べごろに。
半分はパスタに、半分はディップにして明日の朝食へ。
温めたアボガドもおいしい。

明日はいよいよ全島教員への算数とそろばんのワークショップ。
気心知れてるとはいえ、最後の大きなワークショップになるので
少しプレッシャー。

みんなで算数のこと考えて楽しかったなって思える、
そんな時間になればと思います。

2012/01/31

雨、雨、雨。


毎日、毎日雨。
この時期トンガは雨のシーズン。
もうすぐハリケーンのシーズンもやってくる。

室内にいることも多いので、なんとなく気分も晴れない。

その上、来週始まるはずの学校が、
プランニングウィークがもう一週延び、
再来週から始まることに。

がっかり…。

こういうことはトンガでは多いので、
驚きはしないけども、なんとも表現しにくい気持ちになる。

時間は流れるように過ぎていく。
ここでは課せられるということは少ないので、
自分を律しないと楽な方に流れやすい。
一方で自分だけ意気込んでもしょうがないことも多い。
自然に任せるとき、ここぞというときにがんばるとき、
その切り替えが必要なのかも。

「帰国」の文字がちらつきますが、焦らず着実にいかないとです。

2012/01/30

丸かじり。


最近マイブームのデザート、マンゴー丸かじり。
1日2個は食べてる。
マーケットで7、8個くらい入って3パアンガ(約150円)。
マーケットで売っているときは固いけども、
常温で数日おいて置くと柔らかくなって、
それを冷蔵庫へ。

今まで皮をナイフで向いて、切り分けて食べていたけども、
丸かじりが一番美味しくて無駄がない。

小ぶりですが、味は最高、甘くておいしいです。

2012/01/29

久々の日曜日。


久々にトンガな日曜日を過ごす。
ようやく生活がこちらに戻ってきた気がする。

日曜定番、地面に穴を掘り蒸すといった、
トンガの伝統料理、ウム料理もご馳走になった。

夜はニュージーランドで買ってきた納豆とごはん、
ナスとピーマンのてんぷら、味噌汁といった和食。

納豆は最高においしい。
ありがたい。
大切に、大切にいただく。

明日からいよいよプランニングウィークがスタート。
ロングバケーションもこれで終わりです。

2012/01/28

今日もビーチへ。


今日もビーチへ出かけたが、今日は泳ぎに来ている
トンガ人であふれている。
晴れ間を狙って海水浴。

ほんと、いつも楽しそうです。
いいな、こういうの。

2012/01/27

町を歩いて。


最近トンガの天気は大荒れ。
今日も雨がひどい。

首都で偶然出会った世界中を旅されてる方がエウア島に
来てくださった。
年齢は私と近いけれども、その見てきた世界の広さや
見識に頭が下がる。
話をしていて、退屈しないその引き出しの多さ、
そんな人って素敵だなと思う。

今日は雨の合間をみて、その方とエウアの町をぶらぶら歩く。
マーケットや本屋さん、おうち訪問と特別なことはないけども、
エウア島の生活の一部を感じていただけたらと思う。

マーケットでトマト、1パアンガ(50円)を買った。
緑や赤、質はよくなくても、トマトはトマト。

明日、晴れますように。

2012/01/26

バヌアツから。


嬉しいことに、バヌアツで活動する仲よしの友達が
わざわざここトンガ、そしてエウアまでやってきてくれた。
1年7ヶ月ぶりの再会、感動。

お互いの写真を見ながら、喉が枯れるほど話した。
場所は違っても、活動は違っても、刺激を受ける。
一緒に訓練を受けて別れて、どのような歩みをお互いがしてきたか、
どのようなことを感じているか、話が尽きない。
バヌアツとトンガの文化や言葉の比較をするのも面白い。
ここトンガまで来てくれたことに感謝。

写真は一緒に行ったHa'aluma Beach
険しい道を下りてこのビーチまで行く。
水着があったら泳ぎたくなる数少ないエウアのビーチです。

2012/01/19

目途。


学校が始まる前にプランニングウィークと言う先生たちの
新学年準備やワークショップに当てる期間がある。
なんと昨年に続き、今年もそれが一週間先延びになることが決定。
土壇場で予定が変わるのはよくあること。
それにイライラしても仕方がない。

私もこのプランニングウィークでエウアの全教員対象の
ワークショップを企画中。
ようやくワークショップの中身も固まってきた。
ほっと一安心。

写真は先日、本島にあるAnafulu caveへサモアから
トンガに遊びに来てくださっていた方たちとご一緒させてもらった
ときの写真。
本島一押し観光スポット。

今日は写真を取り損ねたのでこちらを紹介。
ここでちょっとだけ泳いできました。

2012/01/18

ひっそりと。


学校の始っていない今、結局そろばん特訓に来るのは1人と
時々遊びに来る子どもたち。

全国大会に出場する特訓に来ないといけない子たちの多くが
首都で過ごしているそう。

焦っても仕方ないので、ひっそり特訓。
マンツーマンなのに休まず来てくれるこの男の子。
楽しみは練習の後の折り紙。

毎日1つ何かを折ってます。

2012/01/17

卵とじうどん。


午後オフィスから帰ってきて、軽い頭痛と微熱。
日本ではこういうことあまりなかったのに、
トンガに来て、軽く調子崩すことが多い。

今日はねぎたっぷりの卵とじうどん。

首都に比べてこちらは涼しいはずだが、暑さのせいか。
風はとても強く、なんとも変な天気です。

2012/01/16

Auckland #2


今回の旅の仲間。
同期同年代チーム。
気の許せる仲間です。
ありがとう。

写真はスカイタワーからの夜景をバックに。

Taupo


タウポでスカイダイビングに挑戦。
雲の上の飛行機から雲めがけてダイブ。
本当にとぶのかと思いながらも、インストラクターは有無をいわさない。
そうしてもらわないととべなかったと思う。

やってみると、最高。

特に雲を抜けてパラシュートが開いたあとの景色は絶景。
忘れることができない。

写真は飛行機が出るのを待っているところ。
ここではダイブしているところの写真は恥ずかしいので遠慮しておきます。

Rotorua #2


マオリ村へ出かける。
この旅の目的の1つ。
ここではマオリの人たちが働いていて、文化に触れることができる。

そしてユニークなシステムのためか、外国ならではなのか、
別の楽しい体験もできた。

本当に楽しい1日となりました。